2001年、世田谷を拠点に音楽ユニット Quality Underground Orchestra を結成。 以来、東京アンダーグラウンド・シーンの中心で長年にわたり活動を続けている。 2012年には、カルチャーとアートを融合させたスニーカーショップ Ripery’s Sugar を下北沢にオープン。 2014年、音と空間を極限まで磨き上げたプロジェクト「粋響」を始動。 その完成度と熱量は、他のどんなイベントにもない独自の存在感を放っている。 そして2023年からは、LIVE に Enchanter の光を導入。 BPM200 を超えるハードリズムと光線のコントラストが織りなす圧倒的なライブ体験を追求し、Enchanter の屋台骨として、自身のライブを軸に精力的な活動を展開。 音と光、身体と空間、そのすべてを“響き”として結ぶ現在のステージスタイルを確立している。

音楽に対する深い知見と、時代の先を読む鋭い感性を併せ持ち、Enchanter においては全体のコンセプト設計からアーティストのキャスティング、ステージ構成や世界観のディレクションまでを担う。 その経験は、長年にわたり培ってきた音楽現場での実践に根ざしており、ジャンルや世代を超えて“本質的な表現”を見極める洞察力に定評がある。 粋響ではこれまでに DJ KRUSH / ∈Y∋（BOREDOMS） / WRENCH / O.N.O（THA BLUE HERB）/ REBEL FAMILIA / Dachambo / GOTH-TRAD / Ree.K ら、国内アンダーグラウンド音楽界を代表する重鎮アーティスト達を招集、東京の現場における最高水準の音楽体験を創出してきた。 その確かな審美眼と柔軟なプロデュース力は、Enchanter の創造する“光と音の共演”にも確実に息づいている。

2001年より WEB を主軸とした広告業界に携わり、プログラミング、デザイン、アニメーション、インタラクティブ表現など、多様なデジタルコンテンツの制作を手掛けてきた。また本サイトの制作も担当している。 その過程で培われたビジュアル設計力と動きへの感性を軸に、映像制作にも活動の幅を広げ、WEB と映像の両面から「動きの美学」を追求してきたクリエイターである。 こうした経験を通じて磨かれた“モーションのセンス”と“空間認識力”を活かし、Enchanter にてレーザーオペレーションを担当。 リアルタイムに光を操り、音と完全にシンクロした演出を行うことで、ステージ全体を一つの有機的なモーションとして構築する。 構築的な精密さと、アーティストとしての直感を融合させたその操作は、観客の視覚と聴覚を同時に刺激し、“光が踊る”ような没入的ライブ体験を生み出している。

2014年より、渋谷clubasia を中心にサウンドエンジニアとして活動を開始。 以来、クラブカルチャーの最前線で無数のアーティストとセッションを重ね、音響現場で培った経験と耳の感性を磨き続けてきた。 長きにわたり“音”そのものと真摯に向き合い、アナログからデジタルまで幅広いシステムに精通。 現場の空気や空間特性を即座に読み取り、その瞬間に最もふさわしい音圧とバランスを作り出す技術に定評がある。 QuO では、その職人的な耳と卓越したチューニング感覚でサウンドをコントロール。 グルーヴと重低音の立ち上がりを緻密に調整し、ハードリズムが持つ“生きたダイナミズム”を最大限に引き出している。 現在は Enchanter のステージサウンドを支える要として、光とリズムの衝突点に音の芯を通し、オーディエンスを包み込む圧倒的な音響体験を創出。 まさに“音を操る匠”として、その存在はユニットの根幹を支えている。